こんにちはえびふらいですよ
今日は地上攻撃機A-10で対空戦闘の訓練を友人と行いました!
今回のシュミレーターにはDCSシリーズを使います
まず最初にシュミレータのご説明
今回使用するシュミレータはDCSシリーズです
A-10以外にもUH-1とかあります。
DCSシリーズは、高い空力、機体性能再現性を持ったシュミレーターで、その再現性は実機パイロットも驚くほどです。
アビオニクスの細かい部分やミサイル一本に至る設定まで、全て実機通り。おおよそ98%再現しているそうです。
きっと残り2%は軍事機密とかで再現したくてもできないんでしょうね…
A-10がわからない方はWikipediaを参照してくださいな→こちら
Wikipedia読んだ方も、もとからA-10を知っている方ももうご存知の通りA-10は対空用の戦闘機ではありません
しかし、おまけ程度ではありますが、AIM(対空ミサイル)を積むこともできちゃうんです。
ということで、A-10の機体には頑張ってもらいつつ、対空戦闘訓練を行いますっ!
ルールは簡単。
滑走路両端から飛び立ち、滑走路上の一定の高さでしばらく飛行。すれ違った瞬間から戦闘開始。落とされるか落とすかで勝敗が決まります。
シュミレータなのでわざわざ訓練弾を積む必要はありません。実弾を利用し、損壊状況なども訓練に考慮します。
フレアやチャフ等のミサイル防護装置はもちろん利用でき、被弾操縦不能にて負けを認める場合は落ちる前に脱出することも可です。
細かいご紹介をしていきますが、あまり正確な手段ではないのでご了承ください
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キャノピーを閉める所から、始まります。
ういーんとキャノピーが閉まる音とともにエンジン音が変化しますよね!
このへんがまたリアルで何かと楽しい…?
次は防護装置の設定です。
今回、僕はAUTOにして飛ぶことにします。
ミサイルが付近に検出されたら自動的に適切なフレアやチャフを放出します。
セミオートにして放出を手動でやりたいところですが、ジョイスティックのボタンにもう空きがないので…
次に武装の読み込みを行なっています。
本来ならば、エンジン起動時に行う手順ですが、今回は電源もエンジンも入った状態で始まったので、この作業を行いました。
ロードに時間がかかるので、ロードしながらタキシング、滑走路に進入します。
相手をしてもらう敵機も反対側に居るはずです。
相手もちゃんと離陸したようです!
うまく機体を追うことができませんでしたが、確かにすれ違ったことは見えるかと…
敵はすぐに旋回できるようにバンクつけつつすれ違う作戦のようですね
さぁ僕も一歩出遅れましたが武装のセーフティーを解除して、AIM(対空ミサイル)を使えるようにしておきます。
動画では「ジー」と言う音がなりだしましたが、これはシーカーと言って、ロックオンできてないよという意味になります。
そして熱源(敵のエンジンとか)にシーカーが当たると、音が変わって「ロックオン」という意味になります
ロック出来ている時の音は度々熱源にあたったりするので、動画をしばらく見てればすぐわかるかと思います。
と、機体の設定をしている間に敵はもう既に旋回を始めてこちらに向かってこようとしています。
僕は武装設定に手間取って一歩出遅れていますのでこのままだと後ろをとられる可能性が大です。
旋回後、敵が横に
ひたすら追いましたが、機体キャノピーのフレームに隠れその瞬間に見失ってしまいました。
恐らく敵は私の位置がわかっているので、相当不利な状況に追い込まれました。
できるだけ直線飛行せず、すぐ回避行動をとれるようにだけして敵を探します。
遠いと豆粒程度にしか見えませんので、よく目を凝らします。
これがパイロットに視力が重要な理由の一つ。
そうそう。
今回の動画でPull UPとよく機体が叫んでいますが、機首を上げろとのことです。
低空で訓練を行ってる上、私がヘッドトラッキングして画面操作しているため、水平間隔がわからないのです。
実機なら、重力を身体で感じ取って機体が傾くとわかるので、あまり前を見なくてもドッグファイトができるのですが、画面上でやるシュミレータでは重力を感じ取れませんので、前にあるHUDや水平義や前か後ろの遠い風景を見ないと水平をとるのが難しいのです。その為、何箇所か墜落するんじゃないかと危ないところもあります。
敵発見です
幸いなことに後ろは取られていません
しかし大分追いかけられています。
まだ、私の機体の垂直上方向ですので、うまくやれば撒けそうです
敵から自機を欺くため、滑走路上をローパスします。
なぜかというと、A-10と滑走路の塗装が色似てるんですよね…
後ろを確認しつつ、滑走路から離れます。
この時完全に敵機が後ろに居ないという判断で此処から先上昇を始めますが、このブログ記事を書いて居てリプレイ解析をするとこの時、既に敵が完全に後ろに居たことがわかりました。
確認は素早く的確に身にしみました…
このままだともうすぐロックされて、ミサイルを打たれているところです。
運が良かったと今感じます…
敵が真正面に居ます。
まずい!撃たれる!
と思った次の瞬間
ガガガンッ ピピピピピ・・・
被弾しました。
簡単に機体の損傷判断を行います。
計器、操縦系等、エンジン。
どうやら右垂直尾翼に被弾したようです。
計器、操縦系等、エンジンに何も被害はなく、タフなA-10は垂直尾翼が一枚無くても普通に飛行することができます。
幸いなことにも敵機の後ろに来ることが出来ました!
綺麗に後ろというわけではありませんが、敵を普通に追える位置です
敵が私から逃げるために低空で飛び始めます。
空港に行ったのも駐機中に機体にロックさせようとしているのでしょうか
それとも色でのカモフラージュ?
しかし私はこの瞬間を逃しません。
ロック!AIM発射!
敵に命中 したのかな?
とりあえず爆発を確認。
しかし敵は通常飛行を続けたため、とどめをさします。
ちょうど後ろなのでもう一発撃つことにします。
二発目発射
これで敵も諦めて脱出することを願いますよ…
命中
大分近づいてしまったので残骸の接触を避けるために、真後ろはついて行きません。
撃墜
パイロットは脱出したようです。すぐ上にパラシュートが見えますね
では、これで帰還コースへ入ります。
位置的にダウンウインド・レグに入れる位置ですので入る予定ですが、Skypeで「あー負けたー」という声と「あっおま!復讐してやる!」という声が聞こえたので、ダウンウインド・レグを途中で出て、急旋回にて、急いで着陸することにしました。
無事にランディング!
これで無事に帰還を果たしましたよ
しかし不吉な高い警報音。ピーピーピー。
はっミサイル警報音
ミサイルレーダから、自機より11時半の方向、かなり近い位置から放たれたように見えます。
急いで確認と、スピードブレーキ解除、ギアブレーキ解除しますがこの近さじゃ間に合わないだろうな…
ドゴン
機体後部を持ち上げられるものすごい力と爆音が。
ディスプレイの電源はすべて喪失し、L Engine FIREの警報とともに様々な警報が…
復讐されました…
後に、外視点より機体の損傷を確認すると・・・
左主翼は完全にもげ、左水平尾翼のエレベータも吹き飛んでるように見えます。
左エンジンが燃えています。
犯人はこいつ。こいつですよ!
そんなことも有り、今回の訓練は幕を閉じましたとさ。
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私にはAIMなど百年早い DCSシリーズプレイ日記 #1
記事をご覧頂きありがとうございました!
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グーグルのブログ検索からたどり着き、楽しく読ませていただきました。
DCS関連の記事の続きに期待しております。
さて、細かいことですが気になったことがあるので一点だけ…
Flight simulation はフライト シミュ レーションでは?
記事をご覧いただきありがとうございました。
再度記事を確認しまして、表記ミス等修正させて頂きました。ご連絡ありがとうございます。
今後も、当ブログをよろしくお願いします
素早い返信と対応ありがとうございます。
ブックマークに登録させていただきました、新しい記事を楽しみにしています!
ありがとうございます^^
今後も宜しくお願い致します!