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2013年 09月 17日 Comments: 0

DCS:A-10Cでデータリンクの訓練をしてみた

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SPIブロードキャスト中

どうもこんにちは。kaznovです。

先日、えびふらいさんと一緒にA-10Cのデータリンク機能を利用した攻撃の訓練を行いました。
一方が索敵と攻撃機の管制を担当し、残りの機が指示に従って攻撃するという内容です。

33分と長いですが、動画も用意しましたのでぜひご覧ください。
※この動画を撮影したあと、改めて各兵器の操作について調べたところ、若干の誤りや手順の抜けがありました。動画内で誤っているところはこの記事内で補足させていただきます。

 

さて、動画内では完全にはしょりましたが、今回は私お手製の汎用訓練ミッションを利用しましたので、離陸の前にまず武装とフライトプランの設定を行います。

今回、武装は以下の通りに設定しました。攻撃機はともかく、なぜ管制機がマーベリックを積んでいるのか(しかも6発も!)は謎。

索敵・攻撃管制機 (えびふらい)

索敵・攻撃管制機 (えびふらい)

*2 AIM-9M サイドワインダー (短距離空対空ミサイル)
*1 ALQ-131 (電子対抗装置)
*1 AN/AAQ-28 ライトニングAT (航法・目標指示ポッド 通称TGP)
*6 AGM-65H マーベリック (空対地ミサイル/爆薬125lb光学式)

 

 

攻撃機 (kaznov)

攻撃機 (kaznov)

*2 AIM-9M サイドワインダー (短距離空対空ミサイル)
*1 ALQ-131 (電子対抗装置)
*1 AN/AAQ-28 ライトニングAT (航法・目標指示ポッド 通称TGP)
*3 AGM-65D マーベリック (空対地ミサイル/爆薬125lb赤外線式)
*3 AGM-65H マーベリック (空対地ミサイル/爆薬125lb光学式)
*6 GBU-12 Paveway (レーザー誘導爆弾/611lb)
*2 GBU-38 JDAM (GPS・慣性航法誘導爆弾/558lb)

 

整備員さんが武装をしてくれてる間に、CDUからフライトプランを作成します。

ウェイポイントを作り・・・ フライトプランの完成!

そして準備ができたら滑走路までタクシーして離陸、そして演習場まで向かいます。

Off we go into the wild blue yonder Climbing high into the sun

 

演習場上空に到着、訓練開始!
・・・といきたいところですが、その前に索敵から目標情報の伝達、そして攻撃に至るまでの流れについて解説しましょう。

索敵

目視の索敵は大変 でもTGPカメラを使えば遠くからもくっきり!
索敵は目視やTGPカメラによって行います。
特にTGPは鮮明で高倍率な赤外線映像と可視光線映像を得られるので、非常に便利です。
今回はほとんどTGPカメラだけで索敵を行いました。
(もともと狭い範囲に目標が密集しているので索敵といえないかもしれませんが・・・)

 

目標情報の伝達

敵を発見したら、状況を判断したあと各攻撃機に指示を与えなくてはなりません。
この指示は、無線交信やデータリンク機能を使って行いますが、今回は以下の4つの方法を用いました。

※今回はこのデータリンク機能をとりあえず使ってみるというのが目的だったので、送信する情報は座標データだけでしたが、通常は必要に応じて進入地点、進出方向、目標指示方法、使用武器、友軍の位置などの情報も無線やメッセージ機能を使って送ります。

 

目標の座標をメッセージ機能によって伝える

座標をメッセージ機能で送信
地図やその他の方法から目標の座標を割り出し、無線交信でその座標を伝えるという方法が古くから使われていますが、
今回はハイテク装備を駆使して、TGPカメラとデータリンクのメッセージ機能を利用しました。
TGPカメラの画面には、現在見ているエリアの座標が表示されるのですが、その座標を攻撃機にテキストメッセージとして送信するという単純なものです。
面倒で間違えると誤爆にもつながる座標の割り出しは機械で一瞬、メッセージ機能はメール感覚。かがくのちからってすげー!
データリンクによるタスク指示
NEW TASKING
データリンクには、メッセージ機能のみならず、タスク指示というものがあります。
名の通り、特定の機体に「ここ攻撃して!」と指示を送るもの。
TGPカメラから目標をロックして、送信先の機体をマップから選択したあと送信ボタンを押すだけポンの簡単仕様。
データリンクによるSPI配信
SPI配信
データリンクには、自機が攻撃予定地点としてロックしている座標(SPI)を、データリンク参加者に配信(ブロードキャスト)する機能があります。
さきほどのタスク指示と似ているのですが、これは特定の機体に攻撃命令(タスク)を出すものではなく、作戦参加機に自機が取りかかっているタスクを公開する機能という点で異なります。
が、今回はこれも伝達方法のひとつとして使っています。
大まかな位置を伝達したあと、レーザーにより指示する
レーザートラッキング
TGPには、照射されているレーザーを捜索する機能があります。
レーザーは正確に目標を指示するためや、レーザー誘導爆弾を誘導するために使用するのですが、
今回はデータリンクで大まかな位置を伝達し、その後レーザーでさらに精密な位置を指示。そのままレーザー誘導爆弾を投下するということを行いました。
このように爆弾の投下とレーザーを別の機体で分担して行うことをバディレージング(Buddy Lasing)とか言ったりします。

 

攻撃

武器設定 攻撃

攻撃機は管制機から指示を受けると、目標を確認してそれに合わせて武器の選択・設定を行い、攻撃に入ります。
今回の訓練ではすべて静止目標でまた敵も反撃して来ないので、適当な方位から進入して爆弾を投下するだけでした。
しかし、脅威度の高い敵に対する攻撃や友軍に近い地点への攻撃では、進入方位、進出方位、高度や使用武器などを適切に選ばないと返り討ちにされたり、誤爆の危険性が高まります。この難しさがこのゲームの面白さのひとつですね。

 

軽く説明するつもりがだいぶ長くなってしまった・・・。続きは下のリンクからどうぞ!

続く!



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